内容説明
３６歳で、つとめていた会社をクビに。思い切って、子どもの頃からのあこがれだった、“ル・コルドン・ブルー”に飛び込んでみたら…人生の転機に料理を選んだ、ひとりの女性フードライターの記録。
目次
第１部 基礎コース（人生は一度きり；ロスト・イン・トランスレーション；料理のブートキャンプ ほか）
第２部 中級コース（それが人生、それが戦争；南仏プロヴァンスの一週間；通過儀礼 ほか）
第３部 上級コース（ル・コルドン・ブルー、再び；大いなる期待；神々と怪物と奴隷 ほか）
著者等紹介
フリン，キャスリーン［フリン，キャスリーン］［Ｆｌｉｎｎ，Ｋａｔｈｌｅｅｎ］
ライター、ジャーナリスト。そのキャリアは２０年に及ぶ。「シカゴ・サン・タイムズ」紙、「ＵＳＡウィークエンド」誌、「スミソニアン」誌などに寄稿。現在アメリカに在住、シアトルとフロリダを行き来している。ＩＡＣＰ（国際料理専門家協会）理事。著書Ｔｈｅ Ｋｉｔｃｈｅｎ Ｃｏｕｎｔｅｒ Ｃｏｏｋｉｎｇ Ｓｃｈｏｏｌは、アメリカ・ジャーナリスト・作家協会が選ぶ、２０１２年度のＡＳＪＡ賞・自伝部門を受賞
野沢佳織［ノザワカオリ］
翻訳家。上智大学英文学科卒（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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はるき
35
後半流し読みしたけど、中々面白かった。新しい挑戦は少年少女の専売特許じゃありません。恋も夢も掴みにいくのです。フランス名門料理学校での悪戦苦闘をユーモラスに綴る楽しい本でした。2017/04/18
なにょう
15
面白い。36歳のキャットは会社を首になった。一大決心する。パリのルコルドン・ブルーに入学。併せてパートナーのマイクとの仲も進展。★基礎・中級・上級。中級ではフランス各地の料理を学ぶ。面白い試み。プロブァンス、コルシカ、ノルマンディ。ノルマンディは戦争のイメージあるが良い乳製品がある。フランスの理解が進んだ。★アメリカ人はホントにパーティが好きだ。食べ物でもって皆を歓待する。良いね。進取の精神に富んだ主人公に魅了された。 2019/11/10
くさてる
11
会社をリストラされた36歳の女性が、以前から憧れだったル・コルドン・ブルー（フランスの名門料理学校）で学ぶことになった顛末を語ったもの。ロマンスの香り、パリの美しさや楽しさ、個性あふれる同級生たち、山盛りのトラブル、試験に受かるかどうかのハラハラ、などなど、映画になってもおかしくない面白さであっという間に読み終えました。あえてドラマチックに作ろうとしなくても、その生活自体がドラマだったんだろうなと思わされます。レシピも添えられていて、頑張る女性と料理や食文化に興味がある人にお勧め。2012/11/27
橘
10
稀有な体験を、楽しく読ませる。レシピのレベルが高すぎて笑いが出るほどだが、挑戦者のガッツが素晴らしい！文章もうまいが、登場する料理も美味そうだ。2017/04/22
ふぇるけん
7
感想・レビューを記入してください2017/05/22
